HbA1cの標準化
HbA1c(グリコヘモグロビン)は過去1〜2か月の平均血糖レベルを示す指標です。,その測定法や測定標準物質の違いにより国際間でばらつきがある点が問題となっていました。
日本国内ではJDS値として標準化が進められ、施設間の変動係数は4%以下を達成しています。
一方、世界的なHbA1cの標準化としては、米国を中心に行われているNGSP (National Glycohemoglobin Standardization Program) が良く知られています。
国際的な標準化を進めるという流れで、国際糖尿病連盟(IDF),国際臨床化学連合(IFCC),米国糖尿病学会(ADA),欧州糖尿病学会(EASD)がHbA1c値を国際標準化してIFCC値(nmol/mol)に統一する「HbA1c値国際標準化についての共同声明」を発表しています。
日本国内の対応としては
IFCC値およびJDS値を併記する。
国際的な学術論文や国際学会などで報告する場合はIFCC値およびIFCC-NGSP関係式に基づくNGSP値両方を併記する。
ということが日本臨床化学会糖尿病関連指標専門委員会からだされているようです。
糖尿病学会でも同じような話があった気がしましたが忘れてしまいました。
これらの値の関係は以下のようです。
JDS値(%)=0.0963×IFCC値(mmol/mol)+1.62
NGSP値(%)=0.0915×IFCC値+2.15
IFCC値=10.39×JDS値-16.8
日本からの論文はきちんとNGSP値に換算してデータまとめているのでしょうか?
今まで%の値になれているので単位が変わるとピンとこなくなるかもしれません。
徐々に変わっていくのでしょうか。
参考文献 日本内科学会雑誌97巻12号P2983-2990
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